2016.03.11【360channel Report:Vol.6】写真屋さんの未来

デジタル化が業界を一変した1つに「カメラ業界」があります。かつては、フィルムの現像や証明写真を撮りに近所の写真屋さんによく行きましたが、最近ではスマホの普及もあって、写真屋さんの存在はめっきり薄くなってしまいました。

 

スマホなどの普及は、業界にとっては非常に大きな脅威ですが、その一方で、写真を撮ることがより多くの人々の楽しみになり、日々の生活に浸透したのは事実です。まさに、写真を撮るという「間口」が広がったと言えるのではないでしょうか?

 

今日は、そんな変化を味方につけ、写真屋さんの未来を提案するお店をご紹介いたします。

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【PHOTOLAB コイデカメラ 中野ブロードウェイ店】

「誰でも気軽に立ち寄れるお店」
まずはじめに感じたことは、お店の「入りやすさ」です。ドアや仕切りが一切なく、見通しもよいので、色々と気になってついつい足が進みます。店内にも、同じように回遊するお客様が年齢問わずたくさんいらっしゃいました。

 

「カメラを選ぶ場所から、写真を楽しむ場所へ」
店内は、まるで図工室のように、机とパソコン、黒板がありました。黒板には『写真で何つくる?』と、撮った写真で体験できるメニューが提案されおり、見本もたくさん展示してあって、自然とテンションがあがります。

 

「店員さんは、お友達」
店員さんとの関係も、売り手と買い手というものでなく、作品づくりを手伝ってくれるお友達といった感覚でした。何かあれば、いつでも相談にのってくれる頼れる存在といったところでしょうか。

 

「ご年配の方も、立ち寄りやすいお店」
これからはスマホで孫の写真をとって、アルバムやフォトブックに思い出を残す時代。そんなご年配の方にも、新しい時間の使い方や写真の楽しみ方を提案するお店のように写りました。営業時間が早いのもそのためでしょうか?

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