2016.06.08【360channel Report:Vol.8】マクドナルドの遊び心

マクドナルドに「遊び心」が戻りつつあります。15秒のTVCMでは伝えきれないワクワク感。そんなワクワク感を「お店」で感じるのは私だけでしょうか?
今日は、マクドナルドの新しいブランド体験についてご紹介します。写真にあるのは、吉祥寺のマクドナルドでの展開です。

 

1.ポテ撮りキャンペーン
ポテトに見えたら、写真を撮って投稿する、という拡散を狙ったソーシャルキャンペーン。消費者の創造性を掻き立て、マクドナルドのポテトに対する好意を創る。この手のキャンペーンは、作り手が消費者であることで予想もつかない発想や展開が期待できます。ファンがファンを創るプロモーションとして効果はいかに。
http://img.mcdonalds.co.jp/sp/potedori/index.html

 

2.マクドナルドのグッズが当たるガチャガチャ
最近、アパレルショップや駅コンビニでもよく見かけるようになったガチャガチャ。何が当たるか分からないところが消費者の射幸心をくすぐります。また景品が巨大なビックマッククッションときたら、ついつい設定金額¥1,000以上を注文してしまいそう。ただ、キャンペーンは土日祝の11時〜14時のみ。来客数の多い週末の客単価アップを狙っているのでしょうか?

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3.ポテトに見立てた黄色い傘と傘立て
店内のレジ付近にポテトに見立てた大量の傘が設置してありました。私は勝手に、マクドナルドがリピーター獲得のために傘の無料貸し出しサービスをはじめたのかと思いましたが、お店の方に訊いてみると「飾りなんですよ(笑)」と苦笑いを浮かべていらっしゃいました。

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今年に入って「マクドナルドの既存店売上が5カ月連続前年比プラス」とニュースになりました。「グランドビックマック」などの高単価商品が好調のようですが、同時に、このように、お客様との「時間」と「体験」をリアルでもバーチャルでも隔りなく共有することが奏功しているように見えます。「ユニークな体験」をプロデュースする。これがお店に足を運ぶきっかけであり、360channelの得意分野なのです。

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