2016.04.05【360channel Report:Vol.7】UTの定期便
昨日、ユニクロの「UT」が新たな定額販売サービス「UT Picks」をスタートしました。このサービスは、ピッカーと呼ばれる著名人がUTを選び、毎月自宅に届くといったキュレーションサービスです。
モノが溢れ膨大な量の情報が氾濫する中で、私たちの買い物行動においても、「第三者の推奨」や「キュレーター」の存在価値が増していくに違いありません。そういう意味で、このサービスも、スタイリストが服を選び届けるレンタルサービス「air Closet」と類似した点は多いのですが、果たして今後どれくらい定着していくのでしょうか?
私がこのサービスで面白いと思ったのは、「毎月どんな商品が届くのかわからない」という点です。「My Little Box」にあるように、消費者のインサイトとしては、モノの価値以上に「楽しみ」というコトの価値が消費を左右していると考えるからです。その価値がしっかり伝われば、この手のサービスが定着していくのでは?とおぼろげながら想像しています。