2016.01.06【360channel New Year Greeting】新年あけましておめでとうございます。

「2015年は、変化の年」

 

2015年は、小売業や外食産業にとって「変化の大きい一年」でした。昨秋、セブン&アイHDがあらゆるお店をつなぐ「オムニ7」を開始し、それと連動するように、アマゾン・ジャパンが1時間で届く宅配サービス「Prime now」をスタートしました。日本マクドナルは過去最悪の赤字となり、国内最大の原宿表参道店の閉店を決定。米本社が保有する株を売却し、日本を撤退するという報道も流れました。中国からの観光客が高額商品や日用品を大量に購入することが話題となり、百貨店や家電量販店、ドラッグストアなどの小売店もその恩恵を受け、「爆買い」が流行語大賞になりました。

 

2015年は、360channelの「創業の年」でもあります。これまでにないECと宅配サービスの隆盛、お客様とのつながりがリアルからバーチャルに急速に移行される中で、小売業や外食産業が新しい時代に突入することを予見し、「日本の将来に向けて何か新しい取り組みができないか」と起業を決意いたしました。私自身、起業にあたって、前職や家庭環境においても「大きな変化」があったことは間違いありませんが、少なからず前向きな一歩であったと確信しています。会社設立においては、本当にたくさんの方々から様々な形でご指導やご声援、ご支援を賜りました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

 

「2016年のキーワードは、『体験』と『おもてなし』」

 

2016年という新年を迎える上でのキーワードは、「体験」と「おもてなし」です。「体験」とは、商品やサービスをただ消費するのではなく、よりリアルで記憶に残る「体験」に消費が傾くという意味です。一方、2016年はVR元年(ヴァーチャルリアルティ元年)とも言われています。これまで得られなかった「体験」が、「現実」でも「仮想現実」でも求められていくことでしょう。「おもてなし」は、2020年の東京オリンピック誘致で改めてスポットが当たりましたが、リオから東京へトーチが渡される今年、改めて「おもてなし」の本質が問われます。「爆買い」が流行語で終わらず、訪日外国人観光客にとっても魅力的な国でありつづけるために、マーケティングにおいても「便利さ」だけでなく、「おもてなし」の重要性が増していくことでしょう。

 

360channelは、すべての人が地域との繋がりを実感し、豊かに暮らせるように、新しいサービス開発にも積極的に挑戦していきます。2016年が、皆様にとりまして、より大きな成長と飛躍を遂げる1年となりますよう心から祈念申し上げます。

 

代表取締役 坂口元邦

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